ビーフ野菜エッグトマトの5番

beekids2kのグルメ紀行

人類みな麺類の行列とめん徳の思い出

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人類みな麺類(西中島南方・ラーメン)

訪問日:2017/06/05

 宝塚方面から新大阪向かう場合、梅田で乗り換えずに「十三→南方→西中島南方→新大阪」ルートの方が断然早い。1時間くらい時間が余ったので南方で何か食べてから新大阪に向かおうと検索してヒット。


 17時半開店で17時35分くらいに到着。ちょうど開店のお客さんが入店したくらいかな?店内からは滅茶苦茶良い香りが流れてくる。入店しようとして、通りの反対側にできている行列に気づいた。少なく見積もっても150人は軽く超えてる。最後尾が見えない。(´・ω・`)


 回転は早そうなので一応最後尾まで行って常連っぽい前の人に聞いたら「1時間半位で入れますよ」とのこと。間に合いません。来週以降の宿題。
今までみた入店待ち行列で最長だったと思う。大阪恐るべし。
誰か食べたことある人いますか?

訪問日:2017/06/09

 先週日曜日に150人以上並んでいて諦めたラーメン屋。1週間楽しみにして再訪問。金曜日20時に到着。50人以上並んでたら諦めるつもりだったけど、微妙に40人くらいの並びだったのでトライ。入店まで40分くらいだった。


 一週間待たされて期待が大きく膨らみすぎたのかもしれないし、特にラーメンは好みが分かれる食べ物だからあまり悪く書きたくないけど、正直私好みのラーメンではなかった。


 行ったことがあるという友人から「ホスピタリティがすごい」という話も聞いていた。コップの水が少し減ると足してくれたり、待っている間の声掛け等、お客様に対する気配りが素晴らしいのは確か。しかし一方で、店内ガンガンに効かしているエアコンの冷風が食卓を直撃している。たまたま運が悪かったのかと考えたがエアコン吹き出し口とテーブルの関係をみるとほとんどの席のテーブルに冷気が直撃しているようであった。冬は寒い中、夏は暑い中、長時間並んで入店したラーメン好きが求めているのは水を注ぎ足してくれるサービスや店内の快適な温度ではなく美味しいラーメンを良い状態で食べることだろう。出てきた瞬間から冷蔵庫に入れられるようなラーメンを落ちついて食べれるわけがない。


 1杯目のmicro(醤油味)は醤油の味しかしないし、2杯目のmacro(魚介味)はピンボケ感満載。自慢のチャーシューもパサパサで桂花太肉(ターロー)の圧勝。勝手に期待したんだけど、これだけ期待させといてこれは無いでしょ的なガッカリ感。

 

 もう何年にもわたって食べ物のことばかり投稿している私ですが、実はラーメンの投稿は初めてかも。


 大学時代にめぐり合った幻の名店、高円寺「めん徳」。めぐり会った直後に廃業してしまったので多分10回も食べてないのだけど、その思い出補正がかかりまくった呪縛から逃れられず、どんなラーメンを食べても美味しいと思えなくなってしまっているのです。


 それを割り引いてもちょっと残念な結果でした。関西人の舌はかなり信頼してきたのだけど、ラーメンは例外なのかもしれない。(>_<)

 

らーめんmicro

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らーめんmacro

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ラーメンと私【 めん徳(高円寺)】

 超人気店である南方の「人類みな麺類」に批判的な投稿をしてしまったので、ちょっと言い訳。(多分長文)

 

 大昔、高円寺北口で出会った「めん徳」。修行僧のようなスキンヘッドの太田(耕司?)さんが一人で切盛りする小さなラーメン屋だった。特に憶えているのはチャーシュー。ぱっと見パサパサ感漂う赤身のチャーシューなのだが、スープに浸すとホロホロにほぐれてスープを吸い、口に入れた瞬間融けて無くなってしまうようなチャーシューだった。「めん徳」でチャーシューを噛んだ記憶がない。スープは濃厚。でも脂じゃなくて骨髄のゼラチンによる濃厚さだったと思う。もちろん冷ましたことはないが、冷めたらゼリーみたいに固まっていたかも。醤油ラーメンなんだけど茶色のスープで、見た目だけだと味噌に見える。そもそも(ここ大事)味が複雑過ぎて醤油の味がほとんどしない。麺は細めの縮れ麺だったような・・・あまり憶えていない。ただ、太田さんが湯切りをする時のキビキビした捌きを見ているだけで幸せになれたことは鮮明に憶えている。


 突然の廃業の後、ラーメン業界を去ってしまった太田さんの幻を追い求めたが(きっと思い出補正が強すぎるせいなのだろうが)当時のめん徳には再会できていない。

 

 太田さんのお弟子さんだったと噂になった新宿「のざわ屋」(この店には一時期「めん徳」の赤のれんが店内に飾ってあった)、
⇒東京で旭川ラーメンを供する当時としては珍しいお店だったけど、めん徳を再現しようとしていたわけではない。めん徳と関係ない油そばが美味しかった。

 

 思いっきり2代目を名乗っている「二代目めん徳つじ田」(のざわ屋にあった赤のれんはこの店に引き継がれている)
⇒「めん徳」とは全く別のお味。初めて訪問したとき、私も若かったので、お店の人に「めん徳食べたことある人が関係者に居るのか?」と訊ね、「居ない」という返事だったので、「それでこの店名はないだろう」と説教した。今思えば申訳ないことをしたと反省している。人気に違わず美味しいラーメンであることは間違いない。全然違う名前だったらもっと好きになっていただろうにと思えるお店。

 

 開店するにあたって太田さんがアドヴァイスをしたらしい札幌丘珠空港近くの「平成軒」。
⇒平成4,5年の2年間、札幌在住時に見つけて通った。開店にあたって太田さんがアドヴァイスしていたらしいことは後になって知った。初めて食べるラーメンは無意識のうちにめん徳の味を求めているのだが、「これこれ!」と思えた唯一のお店。当時の「平成軒」が太田さんの「めん徳」にいちばん近かったけど、その後移転等で味が変わってしまったらしく(丘珠以外では私未食)、丘珠本店は既に閉店している。


 ※東区に初代平成軒に近いラーメンを出すお店が現存しているらしい。たべログで興味深い口コミを見つけたのでリンクを貼っておきます。

https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010202/1027062/dtlrvwlst/B29195468/?use_type=0&smp=1

 「高円寺 めん徳 太田」とかで検索するといろいろひっかかります。興味のある方は是非。

http://www.ramen21.jp/tv/981206_2.html

 

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